艸そう

染や織や日々のこと 2 
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久しぶりの絞り。絞り、しぼり、、、と言えば、、「ビョウインザカノクビシボリノイエ」と言った彼女は元気で居るのだろうか。28年も前のこんなしょうもない事をいちいち思い出す。

そうだ。絞りは私の原点だった。括り際の微妙なぼかし加減やにじみは人の手によらないものだ。陶芸で言えば「窯出しまでわからない」と言う感じでしょうか。括りひもの触れたとこ、中に入り込んで染まらないとこ。表面の濃い色から何枚か下の淡色までのグラデーション。括りをほどくまで解らないドキドキ感。直接染料を下地にして絞り、藍や、スレン染料で染めたときなどは、まるで「窯変天目」のようで、変化した絞り際はまるで宝石のようきらきらと輝いていた。

絣は、「糸の絞り」だ。絵絣の「きわ」には、布を絞って出来る柄とはまた違った不思議な魅力が有る。

覚え書き
60cm角の80番手のローンの生地に簡単な絞り。浜大根で染める。

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柿渋で暖簾を制作中。
色の濃度で透過の度合いが変わって来る。同じ生地での生成り色と濃色とを比較すると、向こう側が明るいとまるで異なる布を使っているように見える。これは、薄い色は光を跳ね返し、濃い色の方は光を吸収するからではないかと。極端な違いを解消するために濃色の方に目の詰まった布を使った。柿渋の布は少々固くて針が通りにくくてなかなか進まない。ひとめひとめ縫い進みながら、おじいさんが畳を縫っていた姿を思い出している。

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友禅の工房で引き染めしてた様子を思い出す。手書きした部分を全部糊伏して、引き粉を引いてかちかちに乾いたら地入れをして地色を引きその後地色を引く。地色に裾ぼかしを入れる、実に見事な刷毛さばきの職人わざを何度も見せてもらった。20年も前の話。

筒描き用の餅糊を自作した。(餅粉と小紋ぬかと塩と消石灰)で、、引き粉は、、はて?ひきこ、ってなんだっけ?思い出せないまま2日が経つ。砥の粉は石の粉だし。。ためてあったおがくずが細かくならないかと握りしめたら思い出した。のこぎりで引くから引き粉だわ、たぶん。おもむろに木っ端を取り出してのこぎりで引く。チェンソーならすぐ出来るけどオイルが付いてしまうのでやはりのこぎりで、気長にきこきこやる。ちょっとあれば良いからこれで間に合うだろう。も少し乾いたら裏面にも糊を置き、柿渋の濃い色をさす。生成り地に焦げ茶の文字。脇は一段薄めの柿渋の地色となる。地色は昨日仕上げの地色を引いて日光浴をさせた。文字が出来れば暖簾の仕立てにかかれる。梅雨入り前には渡したい。もう少しお天気がよいと良いのだけれど。
日本のノコギリは引く時に切れるのだとむかし大工さんに教えてもらった。一方外国のノコギリは押す時に切れるのだとか。


あれま、梅雨入りしてしもた。去年より12日早く平年より4日早いそうだ。


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>柿渋を引く。お日様を追いかけて移動する。
山菜の干し台に使ったり、大工仕事に使ったり、何かと便利。

富士山が目前に現れる。絶好のロケーションに新築されたお家のための暖簾を染めさせて頂きました。静岡に行ったらぜひお伺いしたいです。こうして写真を撮って下さると、本当にうれしいものです。(皆さんなかなか撮ってくれないので。。)なんだかふっと、新しい木のにおいがしてきそうです。手漉き和紙の照明と、自然の形そのままの机と、柿渋の布と。出会わせて下さって、ありがとうございました。

きっとこの窓から富士山が見れるのでしょうねぇ。。。ほんとに、すっごい絶景ですよ。ん、見てみたいでしょ?こちらです

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